TEAC NT-505 パワーアンプとの直結には大きな制約あり

今、Marklevinsonのプリアンプ、No32Lのコントローラ部を点検に出しています。
このため、先日買った、激安のパッシブプリを使っていたのですが、先週末に買ったティアックのNT-505にはプリアンプ機能も付いていることを思い出しました。

折角なのでNT-505を、家のパワーアンプ、MarklevinsonのNo434LにXLRケーブルでつないだのですが、、、
盛大なノイズが出てしまいました。
ちなみに、ソース機器とリンクが確立すると、ノイズは完全に消えます。不思議ですね。

マークレビンソンのパワーアンプは、XLR接続を行わないときにはショートピンを取り付ける仕様になっています。
ケーブルを接続して、相手方に接続しないと、入力オープン状態で盛大なノイズが出るようです。

初期不良かと問い合わせたところ、NT-505は、電源をONにした時には出力インピーダンスが高い、ケーブル接続をしていない位の状態との事で、一度でも
接続が確立されるとインピーダンスが下がってケーブルが接続された状態になるので、ノイズが消えると考えられるそうです。
つまり仕様とのことです。

この仕様、ちょっとどうかと思います。
海外の高額なパワーアンプの中には家と同じような仕様のものも多いと思うので、そういうパワーアンプには直結できないことになっていまいます。
パワーアンプに直結しようとしている人は、パワーアンプの仕様を事前に確認しておくことをおすすめします。
注意が必要ですね。
まあ、NT-505を海外のパワーアンプに直結するような人はあまりいないので、いいのかもしれませんが。

もっとも、家ではプリアンプ経由で接続するので、特に問題は発生しません。

しかも、NT-505、まだ評価前の状態で結構鮮烈な音を聴かせてくれ、なかなかいい感じなのですが、パワーアンプに直結すると、明らかに音数が減って寂しくなります。
このため、プリアンプとして使うのはちょっと抵抗があります。ネットワークプレーヤー、DACとして使うととてもいい感じなんですが。
こういう事情もあるので、うちでは絶対にプリアンプを経由します。たとえ、格安のパッシブプリであっても。。。

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