国宝展へ行ってきました。
東京国立博物館の国宝をすべて公開すると聞いて、頑張ってチケットを取りました。「国宝刀剣の間」もあるということで、とても楽しみにしてました。
混雑しているとは予想していましたが、朝一番の枠でも、すごい行列になっていました。そのため、会場もかなり混んでいてじっくり展示品と向き合うことはできず、ざーっと見ていく感じでした。残念ですが仕方がないですね。子どものころに、教科書で見た絵巻や埴輪を実際に見られるのは、不思議な気持ちでした。私が印象に残ったのは、「龍種水瓶」です。美しいというだけでなく、作品の存在感がすごくて、非常に印象に残りました。刀剣の展示は、ライティングが素晴らしく、地鉄の表面が見やすかったです。刀の中で印象に残っているのは、「短刀 銘 吉光(名物 厚藤四郎)」です。すっと伸びた姿と、どっしりとした厚みのバランスが、すばらしかったです。
これだけの国宝が、一堂に会する機会はなかなかないと思いますので、気になった方はぜひおでかけください。会期は12月11日まで、チケットは全て事前予約制なので、ご注意ください。