Marklevinson 5000シリーズ No5101

オーディオルームのメインシステムのアンプは、マークレビンソンのNo32L+No434Lx2。
素晴らしいパフォーマンスのため、なかなか手放せません。
オーバーホールしながら使っているので、今でも性能を発揮できていると思っています。

そんなマークレビンソン、No32Lの後継機であるNo52を出してから、ハイエンドのオーディオ機器が出せないでいます。
今はエントリーモデルの5000シリーズに力を入れているようです。

今回発表されたのが、SACDプレーヤーのNo5101。

60万円というハイエンドオーディオとしては廉価モデルですが、SACDプレーヤーにネットワークオーディオ機能、「Amazon Music HD」や「Spotify」などのストリーミングサービスにも対応していて、機能的にはいい感じです。

ただ、これってどちらかというと、音質よりも機能重視な安価な機器の売り文句で、DACについても「最新世代のESS PRO Saber 32bit DACを採用」というレベルだし、物量も今ひとつな感じ。SACD/CDメカはスロットローディングだそうです。
最近の売れ筋だと20〜30万円くらいの製品のスペックなので、これだと60万円だとちょっと売れないのではないでしょうか。
もっとも、これが20〜30万円で売っていたら、文句なく買いですが。

プリメインアンプのNo5805も特筆するようなところは無かったし、一度聴いてみたいとは思いますが、ちゃんとしたハイエンドオーディオ機器が出ないようだと、次は多分、マークレビンソンは買わないと思います。
他に良い機器がたくさん出てきている状況なので。

ちょっと寂しいので、マークレビンソン、頑張って欲しいです。